久留米市ってどんなまち?
久留米市(くるめし)は、福岡県南部にある自然と歴史に恵まれたまちです。筑後川が流れ、農業やものづくりが盛んで、文化や伝統も大切にされています。
ここでは、久留米市で地震や台風などの災害に備えるための情報をまとめました。避難所、防災マップ、高齢者向け支援制度など、家族みんなで安心して過ごすための備えをはじめましょう。
久留米市の魅力と文化・歴史

久留米市は、古くから「久留米絣(くるめがすり)」という伝統的な織物の産地として知られています。筑後川沿いには緑豊かな風景が広がり、自然と人が共生するやさしい地域です。
また、成田山久留米分院の大仏や高良大社(こうらたいしゃ)などの歴史的な寺社もあり、多くの参拝者が訪れます。
地元グルメとしては「とんこつラーメン」や「焼き鳥」が有名で、地域の人とのふれあいを大切にする文化も根づいています。
地形・気候と自然災害リスク

地形と気候の特徴
久留米市は筑後平野に位置し、筑後川やその支流に囲まれた水の豊かな地域です。
年間を通して比較的温暖ですが、梅雨や台風の時期には大雨となることもあり、河川の増水や氾濫が心配されます。
想定される自然災害
- 地震:福岡県南部地震断層帯が周辺にあり、直下型地震への備えが必要です。
- 台風・豪雨:毎年のように台風が接近し、筑後川や広川などの氾濫リスクがあります。
- 土砂災害:山間部では大雨による土砂崩れの危険性も。
過去の災害と統計
年度 | 災害名 | 主な被害 | 備考 |
---|---|---|---|
2012 | 九州北部豪雨 | 河川氾濫・浸水 | 広川流域で家屋被害多数 |
2020 | 7月豪雨 | 土砂崩れ・道路冠水 | 一部地域で避難指示 |
2023 | 台風6号 | 停電・倒木 | 高齢者施設での避難誘導あり |
特に高齢者施設では停電や断水による影響が大きく、事前の備えが重要です。
実際の災害エピソード
2023年の台風では、久留米市内の特別養護老人ホームで一時的に停電が発生。
エレベーターが止まり、スタッフが階段を使って車椅子の入居者を移動させる場面もありました。
また、自宅避難をしていた高齢のご夫婦は、トイレの水が流れなくなったことで近隣住民に助けを求め、地域の絆の大切さを実感したと語っています。
高齢者・子ども向け支援制度
- 要援護者登録制度
避難時に支援が必要な方を事前に登録。自治体が避難支援を調整します。 - 福祉避難所の設置
医療や介護が必要な方が避難できるよう、特別な設備の避難所を開設。 - 子育て家庭支援
粉ミルク・紙おむつなどの備蓄品を一部避難所に常備。
主な指定避難所(代表3か所)
避難所名 | 住所 |
---|---|
久留米市立篠山小学校 | 久留米市篠山町 |
久留米市立南中学校 | 久留米市南町 |
久留米市立総合福祉センター | 久留米市合川町 |
👉 その他の避難所は
👉 久留米市 指定避難所一覧
高齢者にやさしい防災グッズリスト
避難所や自宅避難で役立つ、シニア向けの防災用品をまとめました。
👉 詳しくはこちらのページでご紹介しています:
👉 高齢者にやさしい防災グッズ一覧
防災マップ・ハザードマップ
久留米市役所 防災担当連絡先
電話 | FAX | ホームページ |
---|---|---|
0942-30-9074 | 0942-30-9712 | 久留米市公式サイト |
まとめ・今できること
災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、「今」できる備えを家族と話し合っておきましょう。
避難所の確認、防災用品の見直し、要援護者登録など、一歩ずつはじめることが大切です。
👉 気になった方はSNSでシェアして、防災の輪を広げましょう!
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